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田中田テンプレート 約20分
 

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あらすじ。ある日、異世界に3人の勇者が召喚されるが、一人一人が自分こそが主人公たる器と疑っていない。そんな3人が誰が勇者に相応しいかをクダラナク言い争うストーリー。


田中→田中1(ボケ兼ツッコミ)
田中2(ボケ兼ツッコミ)
中田(弱気ツッコミ)
Na/魔王(メタ発言多めツッコミ)/外国人(三人目の勇者)

 




Na「ある日、ゲームをしていた3人のテレビが眩い光を放った。目を覚ますとそこはファンタジー感溢れる世界だった。そう、よくあるベタな異世界ファンタジー、がしかし主人公たる人が3人もいたのであった」

田中「んなっ!なんだここわ……まさか異世界なのか?もし、もし仮にそうだとしたら、僕が召喚された勇者で、魔王を倒し世界を救う。これがテンプレだ。散々ロールプレイングゲームをやり込んだ僕にはそうとしか思えない」

田中2「んなっ!なんだここわ!まさか異世界なのか?もし、もし仮にそうだとしたら、僕が召喚された勇者で、魔王を倒し、可愛い女の子に囲まれ、世界を救う。これがテンプレだ。散々ロールプレイングゲームをやり込んだ僕にはそうとしか思えない!」

中田「え、なにここ。どうなってんだ?はっ!まさか異世界なのか?もし、もし仮にそうだとしたら、僕が召喚された勇者で、魔王を……」

田中「(遮るように)もういいよ!3回目とかクドイだろ!聴いてるお客様が飽きるだろ!」

田中2「うんうん……じゃないだろ!お前誰だよ!何で召喚された系勇者が3人もいるんだよ!」

田中「ん?僕は田中。僕こそが本物の勇者だ」

田中2「たなか?……あぁ〜成る程。だから僕は田中2、2って付いてるのか。って、ふざけるな!何で僕が2でお前は1すらついてないんだよ!」

中田「……あっ。なんでやねん!です。召喚された系?勇者が3人もいて、田中さんが2人もいるんだよ!です」

田中「あざといなお前。舐めてるのか?そんなツッコミで笑い取れると思ってるのかよ。そもそもお前は何て名前なんだよ」

中田「あざといって……(咳払い)僕は中田。よろしくお願いしますです」

田中2「そこ田中じゃないのかよ!しかもお願いしますです。です。ってなんだよ!しかも全部敬語じゃん。迫力ってか、締まらないんだよな」

中田「そ、そんなこと言われても」

田中「おい、あまり責めるなよ!田中が可哀想だろ」

田中2「こいつは、な・か・た・だ!混ぜるな!余計ややこしくなるだろ」

中田「(小声)ヤーイヤーイ、その通りだーです。僕は中田だーです」

田中「聴こえねーんだよ!それになんだ?ツッコミでもないだろ!ヤジって言うんだよ。そもそも敬語不自然なんだよ!」

田中2「そんな事はもうどうでも良くなってきたわ。それよりも何で3人いるんだよ。僕が本物の勇者で、田中1と中田がサブキャラ的なが無難だな」

田中1「ちょーっと待て。田中1って何だよ。元々付いてなかっただろ。だから僕がオリジナルで、勇者に最も近い……」

中田「(遮るように)それを言ったら僕は中田で、1人だけ特別……」

田中1「煩い!遮るな中田」

中田「す、すいませんです」

田中2「色々めんどくさくなって来たな……」

魔王「ガオーー!」

田中1「そんな事より、誰が主人公なのかだな」

魔王「ふはははは。我が怖いだろ?そうだろ!」

田中2「そうだな。この中の誰かが勇者なのは間違いないだろう」

魔王「手下になるなら命だけは助けてやろう。しかし抵抗するなら、その命は無いと思え」

中田「あのぉ、なんか来てますけどです」

田中1「ほっとけ、そんなのより、この状況を打開しなくちゃだろ」

田中2「1。ジャンケンなんてどうだ?」

田中1「待て待て待て待て。遂にそう来たか。予想はしてたが、1は雑過ぎだろ。もしそうなら田中2は2だぞ?」

中田「シンプルでいいんじゃないですかです」

田中2は「あぁん?お前に言われるのはムカつく、けど面倒だから、この際いいよ」

中田「どんだけや!です。面倒だから名前何でもいいって」

魔王「さっきから出番待たされた挙句、魔王たる我を無視とはいい度胸だな」

田中1「煩いんだよ!こっちは大事な話してんだ。魔王だか何だか知らないけど、話を勝手に進めようとするな!」

魔王「おい!進行通り行けよ!異世界ファンタジーテンプレートだろうが!勇者は魔王を倒す」

田中2「倒されたいんかい!」

魔王「た、倒されたいわけではない!」

田中1「どっちだよ!」

魔王「簡単には倒されん!」

中田「結局倒されるんですねです」

魔王「うぐっ。進行通り行かないと、聴いてる人が飽きるじゃないか!作者もこんなグダグタは望んでないはずだ!」

田中1「この話を書いたのが作者だけどな」

魔王「うぐぐ……辛辣だ。我を言葉のみでここまでダメージを負わせるとは」

中田「ダメージ食らってるのかい!です」

魔王「し、しかし、我はこの程度ではやられんぞ!さぁかかってこい!」

田中2「本当に煩い!図体デカイくせに器ちっさいのかよ!?少し待ってろ言ったんだよ!」

魔王「あ、は、はい」

中田「おすわりです」

魔王「はい」

田中1「さーて、本題に戻ろう。誰が主人公たる田中か」

田中2「1人は中田だ!」

中田「そもそも主人公が田中さんって名前がダサいですよです」

田中2「お前が言える立場か!」

魔王「割ってすまない。勇者候補が3人いて、誰が本当の勇者か。で悩んでる。でいいのか?」

田中1「そうだよ」

田中2「そうだよ」

中田「そうだよ、です」

魔王「この世界の姫は3人いる。3人ともみんな認める美人さんだ」

田中2「それを早く言わんかい!」

魔王「うぐっ!?グハッ」

田中1「それには賛成だ!契約に従い我に従え、閃光なる豪雷よ、このハゲに裁きを与え給え、ハァァアアア!!パンチ!」

田中2「パンチかーい!」

魔王「ぐぁあああ!!不意打ちから始まり、1対3は卑怯だぞ」

田中2「魔王からはその言葉は聞きたくなかったわ」

中田「(何言ってるかわからない事をペチャクチャ喋ってください)……(超絶かっこよく)インディグネイション!」

田中2「っておーい!何言ってるか分からんかったけど……カッコいいじゃねぇか」

魔王「ぐぁあああ!こ、この我が……こんなコメディトリオに……負ける、と、は……ぐぁあああ!!」

田中1「おい中田だけ、ズルいぞ!」

田中2「僕の活躍どころなかったじゃねぇか……良いところ持って行きすぎだ……」

中田「2。そんな事ないよです。凄いツッコミでした!です」

田中2「お前にそう呼ばれると腹立つな」

田中1「ナイスツッコミ!」

田中2「1もナイスボケだったぜ!中田はチートだから嫌いだ」

中田「なんでだよ!です」

田中1「よし、早くそれぞれの姫のところ行こうぜ!」

ジョン・ジョコビッチ「ワーイ!?何だここわぁあ!!まさーか、イッツア、ファンタジー?もし、あっいや……イフ、仮にそうだとしたーら、ミーが召喚されたヒーローで、デビルを倒しワールドを救う!これが(発音よく)テンプレートだ。散々(発音よく)ロールプレイングゲームをやり込んだミーにはそうとしか思えない」

田中2「……突っ込む気も無くなるな」

中田「じゃ、じゃあ僕が。なんでだよ!です」

田中2「お前も、もういいよ」

田中1「なんなんだこりゃぁあああ」







 

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